サプリメントに使われている主な成分を紹介しています。
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プロテイン |
●サプリメント成分説明
プロテインとは、アミノ酸が結合してできるたんぱく質のことです。プロテインは消化されてアミノ酸になり、このアミノ酸がたんぱく質を合成する時に原料となります。からだを構成する栄養素として必要不可欠なもので、動物性と植物性のものがありますが、どちらもバランスよくとることが望ましいとされています。
動物性プロテインは、卵、肉類、牛乳などに含まれます。その中でも、牛乳などの乳製品から摂取することができ、必須アミノ酸をすべて含んでいる、乳清たんぱく(ラクトクロブリン、ラクトアルブミン、ラクトフェリン)がサプリメントなどで注目されています。プロテインは、吸収率がよく、免疫力向上といった働きや、抗酸化物質を増加させる働きをし、エネルギー源ともなるので運動の前後に用いられることが多いですが、とりすぎた分は体脂肪として蓄えられるので注意が必要です。
プロテインは、一般的にトレーニング後30分以内の摂取と、就寝前30分前の摂取が効果的とされています。植物性プロテインの代表は大豆タンパクで、必須アミノ酸をほぼ全て含み、免疫力の維持、コレステロールの低下や動脈硬化に効果があるとされています。
プロテインが不足してくると体力やスタミナがなくなったり、脳の働きも鈍り、成長障害、貧血などの症状が出てきます。
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